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2014-10-05

書籍「キーパーソン・マーケティング」を読みました(感想/レビュー)

書籍「キーパーソン・マーケティング」を読みました。
これはかなり良い本だと思いました。感想でも書いてみたいと思います。

 書籍「キーパーソン・マーケティング」を読みました(感想/レビュー) 書籍「キーパーソン・マーケティング」を読みました(感想/レビュー)

キーパーソン・マーケティング: なぜ、あの人のクチコミは影響力があるのか 書籍「キーパーソン・マーケティング」を読みました(感想/レビュー)

最近、マーケティング関連の書籍を読み漁っているわけですが、この「キーパーソン・マーケティング」を知ったきっかけは著書である山本晶さんのキャリアを取り扱った記事でした。

山本晶さんは広告代理店に入社してから2年あまりでマーケティングの知識が欲しいと感じ東大の大学院に入学し博士課程へと進みます。卒業後は学問の世界にとどまれるか、ダメならビジネスの世界に戻るかという選択に迫られますが、成蹊大学で講師をすることになり9年間勤めます。そして2014年より慶應ビジネススクール初の女性教員としてキャリアを積むことになります。華々しいキャリアを形成されている山本晶さんですが、努力と情熱で積み上げた才色兼備な女性学者なのではないでしょうか。

そんな山本晶さんが書かれた「キーパーソン・マーケティング」はクチコミとビジネスの関係性について深く考察された内容になっています。クチコミとビジネスといえばバイラルマーケティングという分野になると思いますが、そのバイラルマーケティングの構造を解き明かし、クチコミという現象の中に潜む人間の心理や行動を丁寧に説明しています。

情報伝達の重要なキーパーソンであるオピ二オン・リーダーを見つける4つの方法や、キーパーソンとクチコミの影響力、クチコミは売り上げにつながるのかなどのさまざまな解説がご自身の調査結果と共に理論付けされています。学者特有の現場離れした内容でもなく、現場特有の定性的な内容でもなく、しっかりしたバックグラウンドと調査結果をもとにクチコミとビジネスを論じた内容です。

また、この著者が語る新しい言葉の定義がこの本には出てきます。

同じテレビ番組や同じ雑誌といった同じメディアに接し、そこから得た情報について話題にすることで結ばれる縁は、「メディア縁」と考えてよいのではないでしょうか。「メディア縁」は、同じメディアに接触することによってオフラインの日常生活で形成される縁です。

クチコミの効果を高める一つの方法として「メディア縁」を意識するということです。同じメディアに接触する人々が集まるコミュニティにを活用することが有効で、それらの中にはキーパーソンが複数存在しそれらのキーパーソンがHUBの役目を果たしてクチコミ効果が波及していくという考え方です。

たしかにそうかもしれないという納得の内容ですが、時代と共にクチコミ効果に纏わるツールのトレンドも変化しますので、常にアンテナを張ってゆくしかないのかもしれません。

仕事場のデスクの上において置き、Webマーケティングに迷ったら読み返してみたくなるような内容ではないでしょうか。

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